ペリカン

某宅配便のイメージキャラクターや有名なドイツのメーカーの名前としてお馴染みのペリカン、大型の水鳥で長くて巨大なクチバシと大きな袋が特徴的です。

ペリカンって?

別名「伽藍鳥(がらんちょう)」と呼ばれる大型の水鳥を指します。非常に長く生きる事で知られており、昔映画などにもなって話題となった「カンタ」君は21歳で今も健在です。一説では50年以上生きた子もいると言います。ペリカンの仲間は8種類存在していますが、そのいくつかはレッドリストに指定されており絶滅への危惧が心配されています。原因の殆どはペリカンの大事な繁殖地が工事などによって無くなったり、駆除された事と考えられます。


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ペリカンの生態

[生息地]

アジア方面から中国南部、北米・南米と幅広く生息しています。この生息地に関しては、種類によって異なります。日本では見られない種も、稀に迷鳥として訪れるケースもあります。

[種類]

最も大型の「ニシハイイロペリカン」や繁殖期と言う特定の期間だけ体色が変化する「モモイロペリカン」が比較的有名です。他にはクチバシが黄色がかった「アメリカシロペリカン」や小型種の「ハイイロ(フィリピン)ペリカン」などの計8種。

[体長]

最大のニシハイイロペリカンなどでは全長180cm、翼開時には340cmを超える場合もあります。大きさのわりに体重は軽く、13kg前後となっています。小型のものなら全長は100cm前後と考えられます。

[水かき]

足指の水かきが非常に発達しており、泳ぎはかなり得意です。潜水も可能なのですが、反対に陸上での歩行が苦手なのかヨロヨロ歩く様子が見られます。その様子が少しユニークで微笑ましく感じられます。実際、その様子が人々の人気を集めている節が見られます。

[餌]

基本的には魚や甲殻類だけとされています、しかしイギリスでハトを丸呑みにしたと言う衝撃的な例もありますので雑食性とも騒がれています。親鳥の場合はペリカンの特徴とも言える袋に魚を入れ集めてヒナに与えます。また、日本の伝統的な「鵜飼い」で登場する鵜とペリカンは同じ仲間なのです。捕食した魚を袋に溜めると言うペリカンの特徴を考えると納得出来ますね。

[群れ]

単独行動は好まず、グループで行動します。殆どの場合は巣が密集しており、テリトリーが重なっている場合も少なくありません。餌を取る場合も団体で行動し、協力して取り合っています。

[繁殖]

繁殖時期は7月から10月、一度に2個から3個の卵を産んでオスとメスが交代で卵を温め続けます。1ヶ月から2ヶ月ほど続けると孵化しますが、この産卵も他のペリカンと同時期に行われる場合が多く見られるのであっちこっちで同時に孵化する場合も。

ペリカン謎の失踪

数年前、アメリカの国立野生動物保護区からペリカンが突然姿を消すと言う事件がありました。一匹二匹ならここまで騒ぎにはならなかったのでしょうが、消えた数は3万近くと言う膨大な量なのです。それだけに留まらず、大量の卵がそのまま残されていたのです。多くのペリカンが姿を消したものの、全くいなくなった訳ではなく少ないながらもペリカンは残っていました。しかし、彼らは今までよりも注意深くなっていたと言う点と命を落としたペリカンから「ボツリヌス菌」が検出されたのです。ボツリヌス菌の発見がペリカン失踪の鍵になるのか、全く違う原因なのかは未だに明らかにされていません。

ペリカン便

クロネコヤマトなどと並んで有名な日本運通、ペリカンをイメージキャラクターにしている事は知られていますが、用いられるペリカンには様々な意味合いが込められています。大きな口=荷物を沢山運べる、大きな翼=迅速な対応や配達・・と言ったペリカンの印象や特徴を元にされています。他の宅急便も様々な意味が込められている様ですので、気になる方は調べてみるのも面白いかもしれませんね。


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